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12月も近づき、街々にイルミネーションがいつもより、多く灯る頃になりました。まだ11月なのに商戦の始まりでしょうか。主婦にとっては、どこか急かされているような気分になってしまいます。でも、まだ赤ちゃんと過ごすお母さんは、ゆっくりこの時を楽しんでくださいね。赤ちゃんはきれいなものが好きです。色鮮やかな色彩とか、きっとキラキラ灯るイルミネーションも。この時期になると、孫を連れてキッズルームに通ってくださったおばあちゃんの手紙を思い出します。それはこんな手紙でした。「車の中で、夜の車窓の風景をチャイルドシートに座っていた見ていた孫が、突然「キラキラひかってほうせきみたい。」と言ったので驚きました。外の光景はイルミネーションがキラキラとして、まさにその言葉通りだったからです。こんな風に絵本の言葉を使えるなんて驚きました。手紙に書かずにはいられませんでした。」という内容だったんです。それは配本でもらった「ふくろうのそめものやさん」の影響でした。（昔は、キッズルームは毎月１冊、絵本の配本をしていました。今は希望者にブッククラブで配本しています。）　子どもって凄いんですね。わからないと思っているのは大人だけです。
さあ！！　お母さん！！　この季節を楽しみましょう！

​​ふくろうのそめものや
松谷みよ子　作
和歌山静子　絵
童心社９００円（税抜き）