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ねえ、きいて!NO.283

2019年10月01日 (火) 00:00
あまいね、しょっ・・朝、晩は気温がさがり秋の気配を感じます。
 そして、今年の中秋の名月はお天気も良く、「14ひきのおつきみ」に登場する綺麗なお月さまを見ることができました。絵本の中のお供え物のお団子がとてもおいしそうです。 赤ちゃんが離乳食を始めて1歳をすぎるようになると大人と同じ食べ物へ移行していきます。小脳は8歳頃で、大脳は12歳頃で完成すると言われていて、その頃までにどのくらいたくさんの刺激を与えたかが、脳の発達にとってとても重要だと言われています。いろいろな味を感じることで脳が刺激されると、本来備わっているはずの、「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」といった五感が開花します。そして開かれた五感を駆使して、周囲や相手をよく観察できるようになるのです。1974年にフランスで味覚の授業を考案したジャック・ピュイゼさんは、「12歳までに基本の味をきちんと体験していない子どもは、成長してから問題行動を起こしやすい」という研究結果を発表しています。 友だちを見て、悲しそうだったらなんで悲しいのだろう、うれしそうだったら何でうれしいのだろうと、感性が磨かれた子どもは自然に想像力が働くようになります。味覚を通して五感を磨くことで気づく力が育まれるのです。 食べ物絵本を読むときに、「おいしそう!、いただきます。」と食べる真似をすると子どもたちは、真似して食べに来ます。食べたことがなくても“おいしい!”といいます。わからないけれど、おいしいんだろうなとj想像しています。実際に食べることで体験し理解していきます。
​ 食べ物絵本たくさんあります。食欲の秋です。
ぜひ読んで楽しんでください。