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酷暑の夏も過ぎ去り、朝晩はほっとするこの頃です。
　夜遅く夜空を見上げると、静まり返った住宅街を照らすお月さまの光が、見上げる者を優しく包み込んでくれるようです。
　今年の十五夜は、9月24日。赤ちゃんにお月さまがわからないなんて思わないで下さいね。ちゃんとわかりますよ。お父さんお母さんがお月さまの絵本を読んでくださってり、お月さまを見せて下さったりしていたら、まだ喋れない赤ちゃんが、「あう、あう」言って知らせてくれます。感動します！

林明子・作/福音館	なかじまかおり・作/岩崎書店

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